アメリカの通販大手のアマゾンが、会計をしないで買い物が出来る、レジなしコンビニエンスストア「Amazon GO(アマゾンGO)」を2017年にアメリカ国内で、オープンさせるようです。
アメリカ国内では既に従業員を対象に試験運用をしているそうで、来年には一般を対象とした実店舗をオープンさせるとしています。
買い物客は専用のアプリを使って買い物をするとそうですが、そのシステムと防犯面は大丈夫なのでしょうか?
Amazon GOの概要
アメリカ・アマゾンは2015年から、実店舗の書店をシアトルやカリフォルニア州などで展開していますが、市場の大きい「日用品や食品の販売の拡大」を狙って考えられたのが「Amazon GO」です。
日本の「コンビニエンスストア」のようなイメージですが、実店舗の大きさはコンビニエンスストアを一回りほど大きくした規模になるそうですね。
現在「Amazon GO」は従業員を対象として実験的にスタートしていて、2017年の初めごろから本格的にオープンさせて、アメリカ国内で2000店舗を展開する予定をしているようです。
扱う商品は通常の「コンビニエンスストア的」な商品ですが、Amazon GOは何といってもレジがないのが注目です。
レジをなくして「支払いを専用アプリ」で済まし買い物が出来るので、レジで待つこともなくスマートな買い物ができるんですね。
商品代金の支払方法
Amazon GOは専用のアプリで商品の代金を支払いますが、その仕組みは簡単に説明するとこうなんです。
Amazon GOはモバイルのアプリと連動していて、お客はモバイルアプリを起動して自分のデータをスキャンして店内に入ります。
入店後は自由に行動でき、一度かごに入れた商品でも棚に戻すと、自動的にその商品はキャンセルされるそうです。
目的の商品を手にしたお客は、店舗を出る際に自動的にスキャンされて、そのまま外に出るだけで買い物が終了するという仕組みなんですね。
肝心の商品の代金は、お客自身のAmazonアカウントに登録してある「クレジットカード」から代金が支払われて、レシートは買い物を終えた際に専用アプリに送られてくるそうです。
アプリと防犯面の問題
Amazon GOがどれだけ便利かは分かりましたが、防犯面が気になる所ではあります。
レジがないことで、店員が店内のいるのかは分かりませんが、もしいないと仮定すると大丈夫なんでしょうか。
個々の商品には、専用に何らかのスキャンするコードが貼られ万引きは出来ないと思いますが、治安の悪い地域では略奪があった場合止めることが出来るのでしょうか?
日本では行けそうなんですが、アメリカとかの治安では少し心配なような気もしなくはないですが・・・
Amazon GO日本いつ上陸?
Amazon GOの気になる日本上陸ですが、2017年のアメリカ国内での成功次第では、そんなに遠くない将来に来ることも考えられます。
アメリカと比べて比較的治安のいいとされている日本には、Amazon GOみたいなコンビニエンスストアはピッタリなのでは?
Amazon GOの様な画期的なコンビニエンスストアが増えると、雇用の問題も出てくると思われますのでそこも気になる所です。
どうゆうシステムでもメリットどデメリットはありますので、Amazon GOがアメリカでどれだけ成功するか注目です。
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