中国で活動しているアイドルユニット「GNZ48」と「BEJ48」。
一見日本のアイドルグループ「AKB48」と姉妹グループの様にも思いますが、まったく関係ないそうです。
分かりにくい、その中国の複雑な事情をまとめてみました。
GNZ48・BEJ48とAKB48の関係
最初にGNZ48とBEJ48は、AKB48と関係ありません。
同じ中国で活動しているアイドルグループSNH48の運営をAKB48が行っているので、勘違いしやすいですが、GNZ48tとBEJ48は関係ないんですね。
GNZ48とBEJ48は、SNH48を現地で運営している「上海絲芭文化傳媒有限公司」というところが、運営するアイドルグループ。
少し複雑になります。
分かりやすく言えば、日本のAKB48が親会社、上海絲芭文化傳媒有限公司は、現地で、SNH48をマネージメントする、タレント事務所と言ったところでしょうか。
GNZ48とBEJ48が発足したさいに、日本でも大きく取り上げられました。
報じられた記事の多くが「上海を拠点に活動するSNH48が、広州のGNZ48と北京のBEJ48を誕生させた」と報じていましたね。
その際、日本のアイドルグループAKB48とは、関係ないとの記述がなかったような記憶があります。
そのことから、日本のアイドルグループAKB48が運営するSNH48と同じ立ち位置に、日本ではうつってしまったと思われます。
GNZ48とBEJ48の情報
GNZ48とBEJ48は、2016年4月21日にアイドルグループとして発足しています。
SNH48を運営する「上海絲芭文化傳媒有限公司」が北京で「2016戦略発表会」というイベントをおこない、そこで発表されました。
メンバーは、SNH48の5期生と6期生の選抜メンバーからの、計68名になります。
選抜されたメンバーは、それぞれ「GNZ48のチームG・チームN」に。
「BEJ48のチームB・チームE」へと配属されています。
4月29日からは、新規メンバーも募集するそうです。
また、SNH48を運営する上海絲芭文化傳媒有限公司は、新たにもう一つアイドルグループを発足させるとも発表しました。
まとめ
最後にまとめますと。
GNZ48・BEJ48とAKB48は、直接の関係はない。
AKB48が運営するSNH48が、単独で発足させたアイドルグループ。
簡単に表現するとしたら、パクリ文化の中国が、親会社であるAKB48の戦略を、パクったことになるんではないでしょうか。