無事にひまわり9号の打ち上げが成功しました。気象衛星ひまわりは日本の天気予報にはなくてはならない人工衛星です。
ひまわり8号が打ち上げられた時は、7号との違いが「画像がモノクロからカラー」になったと分かりやすかったですよね。
では、今回のひまわり9号はひまわり8号と、どう観測する性能が違うのでしょう。
ひまわり9号でPM2.5や黄砂の観測性能は?
ひまわりは天気予報には欠かせない日本の誇る気象衛星ですね。今回のひまわり9号の打ち上げ成功のニュースは心から嬉しく思えました。
このひまわりは、宇宙からの観測で海面温度の上昇を観測して台風の発生の予想するデータなどを観測しています。
そして、今回初めて知ったのですが、気象衛星ひまわりは気象に関する事だけではなく、航空機や船の安全のためにも役立っているそうです。
今回、打ち上げられたひまわり9号で観測できるのは、海面温度以外にも、例年中国から飛んできて問題になっている、黄砂の観測もできるそうです。
しかし最近、黄砂以上に問題になっているPM2.5の観測は出来ないそうです。それにはPM2.5の粒子が非常に小さくのが関係していて、今のところは無理みたいですね。
ひまわり9号と8号性能の違いは?
現在、気象衛星ひまわりは7号と8号の2基で運用されています。ひまわり8号が打ち上げられた時には性能の大幅な向上が話題になっていましたね。
例えば、画像がモノクロからカラーに変わったのと、静止衛星からの観測時間が30分から10分へ短縮になりました。
また、画像の種類もこれまでの5種類から16種類へ増えています。これによりさらに細かい観測が出来るようになったそうです。
しかし、今回のひまわり9号と8号では性能の差はほとんどないそうです。8号の運営は2022年までですが、それまでは9号は8号のバックアップという使い方のようです。
そして2022年からは新しい衛星が打ち上げられるまでの期間は、逆に8号が9号のバックアップとして使われるそうです。
役目を終えたひまわり7号は?
今後、ひまわり8号9号の2基姿勢で運用していくようですが、役目を果たして引退するひまわり7号の今後も気になりますよね。
そこで、これまで役目を終えたひまわりがどう処理されるのかも調べてみました。
どうやら役目をおえた衛星は早めに軌道を変えて、大気圏に突入させ燃え尽きさせるんだそうです。
もしくは、運用中の軌道の邪魔にならないように、300キロ以上離れた軌道に移動させてるそうです。
これが、宇宙をさまよう廃棄衛星となるそうですね。
ちなみに、現在の宇宙ゴミと呼ばれている廃棄衛星は、約6000基もあるそうです。
いくら広大な宇宙とはいえ、ほかに解決策はないのでしょうか。素人ながら疑問に感じますが・・・
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