2012年に広島でおきた「広島女児監禁事件」を覚えていますか?
この事件は女の子が入ったバックを、
タクシーのトランクに積み込むというショッキングな事件でした。
この事件の犯人は当時20歳だった大学生・小玉智裕。
事件から5年たった今「広島女児監禁事件」の、
その後を探っていきます。
「広島女児監禁事件」の概要
事件は2012年9月4日の夜に発生。
広島県広島市西区の当時小学6年生だった女の子が、
バックに入れられた形でタクシーのトランクから見つかった。
当時成城大学の学生だった小玉智裕の住居は東京だったが、
大学の夏休みを利用して自動車免許を取得するために祖父母の住む広島へ来ていた。
この事件はタクシー運転手の勇気ある行動から事件が発覚した。
運転手はトランクから「ゴソゴソ」とする音に違和感を覚える。
その後よく耳を澄ますと女の子の「出して」という声が…
ただ事ではないと思った運転手は、
タクシーを止めると小玉を問い詰める。
小玉は逃走をはかるが運転手に取り押さえられる。
それもそのはず、
運転手は高校時代にボクシングをやっていて、
広島チャンピオンにもなった人だったのだ。
小玉智裕の本名と生い立ち
あまり知られていないが小玉智裕の本名は李智裕。
小玉は事件当時Facebookのアカウントを持っており、
そこでは里智裕という名前で登録してあった。
小玉智裕は小学校高学年までを広島の井口小学校で過ごしている。
小学校途中から両親に連れられて福岡市へと引っ越し城南中学校へと通い、
高校も同市内の福岡舞鶴高校へと進学している。
事件当時在籍していた成城大学では居合のサークルに所属。
後に事件を起こした理由として、
「大学のサークル活動がうまくいかず自暴自棄になり、警察に捕まろうと思った。
女の子を乱暴しようと思った」
と話している。
また一方では家庭でも上手くいかず「イライラ」していて、
両親から見捨てられたかったとも話している。
小玉智裕の現在
小玉智裕に下った判決は懲役4年。
しかし2014年に被害者に対し、
200万円の被害賠償金を支払ったとして、
1年の減刑となり懲役3年の判決となった。
そのことから現在はまだ刑の執行中で、
今年2017年に出所すると見られている。
出所後は両親の元へ行くと思われるが、
両親とうまくいってなかったことを考えると、
広島の祖母に引き取られるかもしれない。
この話題のまとめ
この事件はタクシー運転手の勇気ある行動から事件解決となりました。
小玉智裕が「乱暴目的」だったのは明らかで、
もしあのタクシーで気づかなかったと想像するとゾッとします。
出所後に更生して同じ過ちを犯さないことを願うのみです。
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