今回のクロスロードは空き家の再生のスペシャリストとして話題の建築家、坂東幸輔さん。
徳島県の神山町という小さな町からスタートした「空き家再生プロジェクト」が全国で注目れているそうです。
今回は注目されている建築家坂東幸輔さんの経歴と、プロフィールや作品をまとめていきます。
坂東幸輔・プロフィール
▢ 名前 坂東幸輔(ばんどう こうすけ)
▢ 生年月日 1979年生まれ
▢ 出身 徳島県
▢ 学歴 2002東京芸術大学美術学部建築科卒業
2008ハーバード大学大学院デザインスクール修了
▢ 職業 建築家
坂東幸輔さんは空き家を再生した街づくりの活動をしている今話題の建築家です。
東京吉祥寺を拠点に空き家の再生にとどまらず、日本全国の空き家を現代風にして街全体を生き返らせる注目の建築家なんですね。
今でこそ建築家として注目を集めていますが、過去にはアメリカで2年間無職の時代を送ったこともあるそうなんです。
無職になったのはリーマンショックが原因で、当時ハーバード大学を卒業後ニューヨークの設計事務所に入る予定で引っ越しまでしていたそうなんですね。
しかし時はリーマンショックでリストラの嵐の真っ最中!
坂東幸輔さんは就職することができず、2010年の東京芸術大学の助手になるまで無職の2年間を過ごしたそうです。
坂東幸輔・経歴
坂東幸輔さんはアメリカでのリーマンショックを経験後1ヶ月で京都の神社で結婚をしています。その頃に一人の人物と出会って運命が変わっていったんだそうです。
その人物はNPO法人グリンバレー理事長をしている大南信也さんという人で、大南さんの「一緒に空き家再生をやらないか」の一声で運命が変わっていったそうですね。
坂東幸輔さんが空き家再生建築家としてスタートした町が地元徳島県の神山町という場所。
築80年の長屋を改築して神山町を拠点に活動するクリエイターのための拠点となる「ブルーベアオフィス神山」を完成させています。
この「ブルーベアオフィス神山」がきっかけで神山町の運命も変わって日本中から注目される街になっていったそうです。
坂東幸輔さんはが手掛けている活動は人口の減少で悩んでいる過疎地の活性化に役立っているそうです。
たんに空き家を再生するだけでなく「空き家を資産としてコミニティーを育成するために活用していきたい」と坂東幸輔さんは話ています。
板東幸輔・作品
坂東幸輔さんのこれまでの作品は数多くありますが、その中から幾つかここで紹介したいと思います。
空き家再生の建築家のきっかけとなった築80年の長屋だった建物「ブルーベアオフィス神山」
この建物は坂東幸輔さんが声をかけた東京芸術大学の大学院生と地元の徳島の大工さんが協力して工事を行ったそうです。
現在この建物は東京の企業がコールセンターとして利用していて、見た目のレトロさからは想像のつかない使い方をしているんです。
ちなみに「ブルーベアオフィス神山」のある徳島県神山町は東京都内よりもネット環境が整備されているすごい町なんですよ。
続いては東京にある「東京おかっぱちゃんハウス」。
こちらもレトロな外観ですが雰囲気のあるモダンな感じがしますね。
最後は神山町にある「神山バレーサテライトオフィスコンプレックス」。
こちらも洗練された雰囲気がモダンでなんともおしゃれですね。
坂東幸輔についてのまとめ
しかしこの空き家を再生して街の活性化に役立てるという発想は、ありそうでなかった発想だと思いますね。
空き家の再生を手掛ける坂東幸輔さんは「建てない建築家」としても注目されているそうです。
今回のクロスロードでは坂東幸輔さんのハーバード大学時代や、空き家再生の建築家としてスタートした当時の深い話も聞ける様なのでとても興味深いですね。