リオ・オリンピックが終わり、次はいよいよパラリンピックが始まりますね。
パラリンピックでは日本選手の中にメダルの可能性が高い選手はたくさんいます。
その中でも特に金メダルの獲得に注目されている選手が、日本女子テニス日本代表の上地結衣選手。
今回は、上地結衣選手の学歴や家族や、新たに習得したと言われる魔球についてまとめていきます。
上地結衣選手の経歴とプロフィール
▢ 名前 上地結衣(かみじ ゆい)
▢ 生年月日 1994年4月24日
▢ 出身 兵庫県明石市
▢ 身長 143センチ
▢ 体重 43キロ
▢ 利き手 左手
▢ 障害 先天性潜在性二分脊椎症
▢ 所属 エイベックスグループホールディングス
上地結衣選手の打ち立てた記録がハンパない!
上地選手に金メダルの期待がここまで高まっているのは理由があります。それはこれまでに打ち立ててきた記録が凄いんです。
2008年、14歳で日本車いすテニス選手権大会で史上最年少で優勝すると、この年にはこれまた史上最年少で日本ランキング1位にまでなっています。
16歳になってもその勢いは収まらず、全日本選抜いすテニス選手権では3連覇を成し遂げると、ジュニアマスターズでも優勝!
そして、この年にはジュニア世界ランキング1位に輝いています。
17歳の時には全日本選抜いす選手権を4連覇を達成すると、18歳では5連覇、そして19歳では前代未踏の大会6連覇を成し遂げています!
上地結衣さんが凄いのは国内だけではなく、2014年には史上最年少で「全米オープンシングルス・全英オープンダブルス・全豪オープンダブルス・全仏オープンシングルス」
の年間グランドスラムを達成すると、その年にはこれまた史上最年少で世界ランキング1位に輝いています。
そんな、輝かしい記録の数々を作ってきた上地結衣選手がテニスを始めたのは、11歳の時です。
11歳で初めて、9年足らずで世界の頂点に上り詰めたのですから、いかに上地結衣選手が凄いかわかりますね。
今回のリオ・パラリンピックでは世界ランキング1位で臨みますので、金メダルの期待がかかるのは、当たり前の事なのかもしれません。
上地結衣選手の中学などの学歴
そんな、すごい経歴を持っている上地結衣選手ですが、障害を持って生まれ来たそうなんですね。
障害を持って生まれてきたので、特殊な学校へ通っていたのかと思いましたが、中学校は普通に地元の明石私立大久保中学校へ通っていたみたいです。
明石市立大久保中学校を卒業すると、高校も地元の明石市立明石商業高等学校へと進学しています。
小学校は未公開になっていますが、恐らく小学校も地元の明石の小学校へと通っていたと思われます。
車いすテニスに専念するために、大学へは進学していないようです。
大学へ進学せず車いすテニスに専念することが、史上最年少で世界ランキング1位になった結果に繋がっているのかも知れませんね。
上地結衣選手の家族について
上地結衣選手のご家族は、ご両親とお姉さんの4人家族みたいですね。
先にテニスを始めたのはお姉さんの方で、お姉さんは軟式テニスを中学生の時に始めたそうです。
その影響で上地結衣選手は車いすテニスを始めたようですね。何がきっかけで人生が変わるかホントわかりませんね。
ちなみに、お姉さんは2歳年上の健常者でいらして、お名前は芳美さんとおっしゃるそうです。
上地結衣選手のご両親は車いすテニスに関しては知識がなく、これまで上地結衣選手の意思に任せてきたと言いますから、
上地結衣選手がどれだけ負けず嫌いで努力家な性格かかわかります。根っからのアスリートなんでしょうか。
リオ・パラリンピックで使う魔球とは
今回上地結衣選手のが金メダルに期待がかかっている理由はもう一つあります。
それは今回のリオ・パラリンピックに向けて習得した魔球にあるそうですね。その魔球とは「バックハンドトップスピン」というテクニック。
このテクニックはバックハンド(利き手と反対側に来た球を打ち返す)にトップスピンをかけるテクニックの事だそうです。
このテクニックを使うことで「球が相手選手の前で大きくバウンド」して、車いすに座っている選手ではラケットが届かない凄いテクニックなんだそうですね。
このテクニックは、現時点では上地結衣選手しか習得していないそうです。それで、今回の「リオ・パラリンピック」での金メダルの期待が高まっているんですね。
このテクニックを有効に生かせば、金メダルはほぼ間違いないのではないでしょうか?